気付けば10月は、毎週2件ペースで会社設立の仕事を頂き、あっという間に終わりました。
真夜中12時に公証役場に定款の原案をFAXをし、朝一で公証役場と打合せする日も何度かありました。
公証人からも「清水先生は、夜遅くまで仕事お疲れ様です。」なんて激励の言葉も頂きました。
さて、本題の「会社設立する理由」ですが、私の事務所に来るお客様は、最初から「会社を設立する」意志を決めて、問い合わせする方が多いです。
1.「事業(独立)するため、会社を作る。」
意外にシンプルですが、純粋に考えれば、ごくまともな考えです。確かに個人事業主という選択肢もありますが、「事業を行う→株式会社(または合同会社)で始める」考えです。起業するときは「何となく起業することになった」方も多いので、私も納得できます。
2.「取引会社などの関係で、法人化する。」
当初は個人事業で営んでいましたが、大口の顧客が大手企業ということで、契約上法人化を求めれるケースです。契約といえば、不動産契約であったり、ITであれば請負契約の関係で、会社設立の依頼を受けました。さらに10月は横浜市の入札申込み締切月でしたので、期限に間に合うよう、急ピッチで会社設立を行いました。
3.「信用をつけるために、会社にした。」
2.と似ているのですが、2は相手から求められたのに対し、3はご自身からアクションを起こした、ということです。この場合も、最初は個人事業主で事業を始めたのですが、長年続けることができ、さらに飛躍していこうとするときに、「会社化」の考えに行き着いた方です。
事業の経験は長いため、その後事業を伸ばしていく方も多いです。
その他、依頼される方の事情により、会社を作る理由もあります。会社設立本を見ると(職業柄時々見ています。)、「所得が800万円以上になると、税制面で有利になる」といったことがよく書かれていますが、私のところに来るお客様で、このケースはさほど多くないです。
「税理士に依頼すると会社設立は無料だけど、その後顧問契約が必須で、月2万払うのは大変です。」というお客様もかなりいます。創業時はいろいろ出費がある一方、安定して売上を上げるのは簡単なことではありません。
お客様は、私の事務所が横浜市にあることから、横浜で会社設立を考える方が多いです。横須賀市・茅ケ崎市・大和市といった横浜の近隣地域や、ときには東京からのご依頼も頂いています。
会社設立にかかる期間は、ほぼ1週間から10日間で行っています。私の事務所は日祝日も対応していますが、官公庁は土日は休みなので、その分手続きの日数がかかってしまいます。カレンダーを見ながら、会社設立の見通しを逆算していることが多いです笑。ちなみにお客様は「ほぼ1カ月ぐらいかかるのでは」と思われる方が多いようです。
会社は設立することも大事ですが、その後継続していけることがさらに大切です。このことに書くとさらに長くなりますので、別の記事で書きたいと思います。
弊所では横浜を中心に会社設立をサポートしております。会社設立なら100件以上の実績がある、かもめ行政書士法人にお任せください。初回相談は無料で行っています。